ごあいさつ

群馬県看護協会長の神山智子と申します。

皆様には、日頃から群馬県看護協会の事業や運営にご協力ご支援をいただいておりますことに、心から感謝申し上げます。
昨年6月の総会で会長職を拝命してから、早1年が経ちました。この間、5類になったとはいえ感染の波を繰り返す新型コロナウイルス感染症への対応や、今年元日に発生した能登半島地震における災害支援ナース等の派遣にご尽力いただきました関係の皆様に深く感謝いたします。

看護協会は、看護の専門職(保健師、助産師、看護師及び准看護師)から成る職能団体です。看護職は、保健・医療・介護・福祉・教育等、様々な現場において、人々のあらゆる健康ステージ、人生の始まりから最終段階まで、そのすべてに看護職の誰かが関わっています。看護職の、人を思う心の連携が人々の健康を支えることにつながっていると感じます。

群馬県看護協会は、看護に関する継続的専門教育と研鑽による看護の質の向上を図るとともに看護職が安心して生き生きと働き続けられる環境づくりを推進し、あわせて地域のニーズに応える訪問看護等の地域医療の推進を図ることにより、群馬県民の健康で幸せな生活の実現に寄与してまいります。
今年度の群馬県看護協会の重点項目は、2040年を見据え、少子高齢化のさらなる進展、看護職の役割への期待の増大を鑑み、以下の4項目を掲げ事業を展開してまいります。

1 全世代の健康を支える看護提供体制の構築
2 看護職の勤務環境の改善と就業・定着促進
3 看護職の役割拡大の推進と自立した看護人材の育成
4 地域の健康危機管理体制の構築

日本看護協会や行政、関係団体等と連携し、皆様のご協力をいただきながら、県民の健康と福祉、幸福度の向上を目指してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

 

公益社団法人群馬県看護協会

会長 神山 智子