看護職の皆様におかれましては、昨年から続くコロナ禍の中で、看護職としての強い使命感を持って懸命に医療現場を支えておられることに、敬意を表すとともに感謝を申し上げます。また日頃から、群馬県看護協会の事業や運営について、ご協力ご支援をいただいておりますことに重ねて感謝申し上げます。
令和3年度群馬県看護協会通常総会は、昨年同様に6月19日に縮小開催し、無事終了することができましたことをご報告いたします。
少子超高齢社会の進展と人口減少社会を見据え、看護職がやりがいを持って人々の健康な生活に貢献できることを目指して、令和3年度の重点事項として以下の4項目を掲げ、事業を展開してまいります。
1.地域包括ケアにおける看護提供体制の構築
2.看護職の勤務環境の改善と就業・定着促進
3.看護職の役割拡大の推進と自立した看護人材の育成
4.自然災害や新興感染症等に対応する健康危機管理体制の構築
新型コロナウイルスワクチン接種は加速化し、収束への期待が高まっておりますが、まだまだ先が見えない状況が続きます。当協会では、感染対策を徹底しながらwebを活用した研修開催等を実施しておりますので、長引くコロナ禍での看護業務に追われ、日々ご苦労いただいている皆様にも、ぜひご参加いただきたいと思います。
また、看護職が新型コロナウイルス感染症をはじめとした仕事に関する様々な悩み等に対する電話相談窓口「ぐんまナース・ホットライン」を開設しておりますのでご利用ください。
当協会はこれからも、人々が地域で安心して暮らせるように、看護職が専門性を発揮し、新しい生活様式の中で、多様なニーズに応えられるよう皆様を支援してまいりますので、引き続きご協力をよろしくお願い申し上げます。
公益社団法人群馬県看護協会
会長 荻原 京子